AI時代の仕事を考える入口として、AGI Sentinelを作ってみました
AI時代の仕事をどう考えるか。プログラミングを教えてきて今感じること
子どもたちにプログラミングを教えていた教室の中で、よくこんな話をしていました。 「いまの1年は、むかしのIT初期にくらべると200年分くらいのスピードで進歩している、と言われています」と。 もちろん正確な年数の話ではなく、それくらい変化が速いという感覚を伝えるための言葉です。 そして今、その変化の速さをあらためて感じています。だからこそ、自分の仕事の現在地を整理する入口として、AGI Sentinelを作ってみました。
教えてきた立場でも、まだ簡単には答えが出ません
AIが文章を書く。画像を作る。会話する。コードを書く。 数年前には遠い話のように見えていたことが、少しずつ日常の中に入り始めています。 技術の進み方そのものはとても面白いと思いますが、その進化がこれからの仕事にどう影響するのかについては、正直、私もまだ簡単には答えが出ません。
AIのように歴史がまだ浅く、変化の速いものほど、「こうなる」と強く言い切るほうが、むしろ不自然なのではないかと感じています。 何がAIに任せやすいのか。何が人に残る力なのか。どこまでが効率化され、どこからが判断や信頼の領域として残るのか。 その線引きは、まだ多くの人が考え続けている途中なのだと思います。
7年前に最初に教えた生徒たちが、そろそろ考える時期かもしれない
ふと考えることがあります。7年前に初めて教えていた生徒たちは、そろそろ将来のことや、どんな仕事をしていくのかを少しずつ考え始める時期に入っているかもしれません。
あの頃は、まだ今ほど生成AIが身近ではありませんでした。 けれど今は、彼らが大人になるころには、AIがいることが前提の社会になっている可能性が高い。 そう考えると、単に新しいツール名を知るだけでは足りないのかもしれない、と感じるようになりました。
大事なのは、変化を怖がりすぎることでも、逆に何でも楽観することでもなく、 変化の中で自分は何を考え、何を強みにしていくのか を少しずつ見つけていくことなのではないかと思います。
子どもだけでなく、大人も同じだと思う
そしてこれは、子どもたちだけの話ではないと思っています。今すでに働いている大人にとっても、状況はかなり似ています。 AIが下書きを作る、整理する、要約する、提案する、コードを書く。そうしたことが当たり前になっていく中で、自分の仕事の何が変わりやすくて、何が自分の価値として残りそうなのか。 そこを一度整理してみたいと感じる人は、これからさらに増えていくはずです。
どこがAIに任せやすいのか。どこは人が判断したり、信頼を築いたりする部分として残りそうなのか。 何を伸ばしていくと、自分らしい強みになっていくのか。そうしたことを考える入口は、これからかなり大事になる気がしています。
だからAGI Sentinelを作ってみました
そんなことを考えているうちに、「だったら、自分なりに今の仕事を整理するきっかけになるツールを作ってみよう」と思うようになりました。 それがAGI Sentinelです。
これは、未来を言い当てるためのものではありません。 「この仕事は終わり」「この職業は安全」と大げさに決めつけるためのものでもありません。 そうではなく、AI時代や、その先の変化を前にして、自分の仕事の現在地を見つめるための入口として作りました。
自分の強みはどこにあるのか。どこが変わりやすそうなのか。何を伸ばしていくとよさそうなのか。 そうしたことを、一度落ち着いて考えるための小さなきっかけになればと思っています。
答えが出ない時代だからこそ、現在地を知ることには意味がある
AIやAGIの話は、どうしても大きくなりがちです。 でも、たぶん多くの人が本当に知りたいのは、「世界全体がどうなるか」だけではなく、自分の仕事にとってどうなのかということだと思います。
私も、まだ答えが出ているわけではありません。 ただ、7年前に教えていた子どもたちのことを思うと、そして今働いている大人のことを考えると、こうした問いに向き合うための入口はあったほうがいいと感じています。 AGI Sentinelは、そんな時代の中で、自分の仕事や役割を少し整理してみるためのツールとして作りました。
なぜ作ったのか:AI時代の仕事を、必要以上に怖がるのでもなく、逆に軽く見るのでもなく、一度落ち着いて整理するための入口がほしいと感じたからです。
どう使ってほしいか:未来を断定するためではなく、自分の強みや、変化しやすそうな部分を見つめるきっかけとして使ってもらえたらと思っています。
こんな方に:仕事の未来が少し気になる方、自分の立ち位置を知りたい方、AI時代に何を伸ばせばいいのか整理したい方に向いています。

