【今週を振り返る】2026/02/16〜2026/02/22
今週は「想定外」という言葉が頭に浮かぶ記事が多く並びました。URLを知っていれば誰でもアクセスできてしまった柏市の事案、バックアップがあったのに復旧できなかった企業の現実、そして病院幹部の「どうしてうちが…」という率直な声。一方で、アスクルの詳細報告書のように、困難な経験を次に活かそうとする前向きな取り組みも見えてきます。
今週の公開記事
2026-02-22
URLさえ分かれば誰でも見放題——柏市で個人情報150件が認証なしアクセス可能に
千葉県柏市のウェブサイトで、事業者向け限定公開ページが認証なしでアクセス可能となり、個人情報約150件を含むファイルがインターネット上に公開される事案が発生。 …
2026-02-21
アサヒグループHD、11万5000件の情報漏えい確認——再発防止策も公表
アサヒグループホールディングスが2025年9月のサイバー攻撃による11万5000件超の個人情報漏えいを確認。取引先や従業員の名前・電話番号が対象。再発防止策も発表。 …
2026-02-20
6639人分の個人情報が入ったPC・SSDが消えた——JR仙台病院で発覚した管理体制の穴
JR仙台病院で患者ら6639人分の個人情報を保存したパソコン3台とSSD8つが紛失。施錠管理されていた部屋から消失し、盗難の可能性も。警察が捜査開始。 …
2026-02-19
バックアップは取ってたのに戻せなかった——復旧現場で最も多い失敗パターン
警察庁データでバックアップ保有企業の75%が復旧失敗。ランサムウェアが真っ先にバックアップを破壊する手口と、従来型対策の限界をRubrik Japan執行役員が解説。 …
2026-02-18
学内でアカウント持ってたら誰でも見れた——流通科学大クラウド設定ミス
流通科学大学でクラウドサービスの設定ミスにより、特定教職員のみ閲覧可能な学生の個人情報ファイルが学内の全アカウント保持者から閲覧できる状態に。 …
2026-02-17
「どうしてうちが…」病院幹部の一言が示す危機意識の現実
日本医科大武蔵小杉病院でランサムウェア攻撃により約1万人の患者情報が流出。VPN装置の脆弱性を狙った侵入で1億ドルの身代金要求。医療現場の危機意識の課題を専門家が解説。 …
2026-02-16
Chrome緊急アップデート、すでに悪用確認のゼロデイ脆弱性
GoogleのChromeブラウザにゼロデイ脆弱性「CVE-2026-2441」が発見され、すでに悪用が確認されています。CSS処理に問題があり、緊急アップデートが推奨されています。 …
「可能な限り詳細に」——アスクルが公開した詳細報告書が企業の参考書になった理由
アスクルがランサムウェア攻撃の詳細報告書を公開。「一読の価値あり」「タメになる」と反響を呼び、他企業のサイバー攻撃対策の参考資料として注目されています。 …
まとめ:今週の気づきを、次の一歩に
バックアップを取っていても75%が復旧に失敗するという警察庁データは、多くの方に衝撃を与えたのではないでしょうか。アスクルの報告書が「参考書」として注目されるのも、同じような不安を抱える企業が多いからでしょう。ニュースは情報ではなく、人の気持ちが動いた証。今週の記事一つひとつが、誰かの危機意識を高め、対策を見直すきっかけになることを願います。来週も皆様と共に学びを深めてまいります。


